第12回:草薙まで輪行する




静岡市駿河区と清水区の境界にある丘陵地(とWikipediaに書いてある)、日本平。
このエリアにもノットのマークを付けてみたいと思います。



丘陵=なだらかな小山というイメージがありますが、日本平はでっかいです。ちっぽけな人間の感覚からすれば、立派な山。地図で見る限り、どのノットも「山奥」にあって、簡単にはたどり着けそうにありません。

しかし、一カ所だけ、やや難易度の低そうな場所にノットがあるのに気付きました。

「ノットって何?」という方はこちらへどうぞ→ ノットとは何か?:『ゴルディアスの結び目』の遊び方)。


上の写真で言うと、北西方面から日本平の中央部に向かって細く長く切れ込んでいる谷があります。この谷にどんぴしゃりでノットが存在していて、そこまではブロンプトンでなんとかたどり着けそうな気がします。まあ、どれだけ大変かは実際に行ってみないとわかりませんか。
では、このノットを目標地点として定め、日本平エリアにノットのマークをポチっと付けてみたいと思います。座標は(+34.98333, +138.45000)。

スタート地点は静岡駅とし、静岡駅から草薙駅までを輪行。草薙駅で下車したら南下して、ノットを目指して行く、というプランを基本計画としましょう。道中は登り坂が続くので、体力の無い私にとっては結構きつい行程となるはずです。


静岡駅南口に着きました。
駅構内に入る前に、ブロンプトンを輪行形態に変形させる必要があります。


折り畳みました。私の場合、この時点ではサドルを上げた状態にしておきます。
裾バンドを(例によって)忘れてきたので、フレームと車輪をOff yer bikeの面ファスナーで固定しました。よく見ると、写真撮っている私の姿が壁面に写ってますね(なんか嫌ですね)。


ブロンプトンを輪行袋(輪行バッグ?輪行カバー?)に入れます。サドルとイージーホイール(加茂屋ティルト48に交換してあります)だけが輪行袋の外に出ています。この場所からずっとブロンプトンを持ち上げて行くのは難儀ですので、改札口まではこの状態で転がしていく訳です。


改札口を通る直前に、ブロンプトンを輪行袋の中に完全に収納。プラットフォームまでは持ち上げて行くことになります(近頃は輪行に対する風当たりが強いようで…)。今回はフロントバッグを持ってきてしまったので、片手でフロントバッグを持ち、片手でブロンプトンを持ちます。


この日の車内はガラガラ。
自分はシートに座って、ブロンプトンは両足の間に挟んでおきます。折り畳んだブロンプトンがコンパクトとは言え、電車内ではそれなりの存在感があります。ストライダやキャリーミーだと占有床面積をずっと小さくできるのですが、縦長になってしまうので、ブロンプトンほど安定しませんね。ブロンプトンなら安定しているので、居眠りしてしまっても安心です。

草薙駅まではたった二駅なので、いっそ自走して行ってしまおうかとも思いました。しかしこの日は蒸し暑く、短距離であっても輪行による恩恵は大きかったと言えるでしょう(体力無いので)。クーラーは人類の至宝。車内は快適です。

(続く)



  ゴルディアスの結び目 - p < .05
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2013年10月12日 Posted bylessThan5percent at 13:16 │Comments(0)

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