第17回:君の名は

静岡市の南側の輪郭を形作っている大浜海岸沿いは、いちご生産農家が多いことで有名です。
大浜海岸沿いには、二つのノットが残っているので、これをほどいてしまおうと思います。
「ノットって何?」という方はこちらへどうぞ→ ノットとは何か?:『ゴルディアスの結び目』の遊び方)。

最初のノットは、安倍川河口付近、発電用風車のすぐ近くにありました。後でこの風車に名前が付いていることが判明します。
この辺りでは、アオダイショウやヤマカガシの姿をときどき見かけます。藪の中でタヌキの貯め糞を見つけたこともあるので、きっとどこかに潜んでいるのでしょうね。

風車の真下に太平洋岸自転車道が通っていて、大浜海岸沿いを走って行くことができます。
もう一つのノットまで、この道を通っていきましょう。

海辺の植物はなぜか名前が覚えられないのですが、これは知っています。ハマゴウ。
あちらこちらでたくさん咲いていました。

途中で大通りに誘導されます。そこで見つけたこの看板。風車の名前が判明しました。風電君。

二つ目のノットは大谷放水路の近くにありました。ここでは大量のトビ(トンビ)が上空を舞っていることがよくありますが、この日は一羽も見かけず。

ちょっと物足りない感じですが、大浜海岸沿いにある陸上部のノットは全てほどくことができました。これにて本日のミッションは終了です。
太平洋岸自転車道をこのままずーっと東に走って行くと、前回訪れた三保の松原に辿り着きます。
この辺りを通る時はいつも自動車を利用していて、海岸沿いを自転車で気持ちよさそうに走っている人達を見る度に、いつか自分も、と思っていました。小さな願いですが、それがかないましたね。ただ、ロードバイクの人達は、太平洋岸自転車道ではなく車道を普通に走ってます。ま、当然ですか。
大谷放水路のノットのすぐ北にあるもう一つのノットをほどいてしまってもよかったのですが、今回は撤収することにしました。そのノットは、もしかすると入ってはいけない場所にある可能性があったので、事前に下調べをしてから赴くことにしたいと思います。
静岡大学のキャンパスなんですけどね。
『ゴルディアスの結び目』はApp Storeでダウンロードできます。