第15回:三保へ…

2013年7月9日の記事を再掲
世界文化遺産、富士山。
その構成資産の一部となることが期待されながらも、富士山からの距離が遠すぎるなどの理由で除外勧告を受け、地元を大いに落胆させたのが三保の松原です。
しかし結局は構成資産として認められ、地元を大いに安堵させたのも三保の松原です。
その三保の松原のすぐそばにあるノットをほどいてみたいと思います。
「ノットって何?」という方はこちらへどうぞ→ ノットとは何か?:『ゴルディアスの結び目』の遊び方)。
この日は真夏日。
熱中症対策をしっかり取っておく必要がありますな。
サーモスの水筒に水を入れ、麦茶のパックを投入。
顔面ならびに手足の露出部には日焼け止めクリームを塗布。
首の周りにはタオルを巻き付け、タオル内部にはカチンカチンに凍らせた保冷剤を仕込みます。
それから頭部にはヘルメット。私が使っているのはBELLのCITIというものなんですが、もしかして既に絶版でしょうか?フリップミラーという後方視認用の鏡を装着して使っています。

今回は静鉄を利用して、清水港付近まで輪行してみます。
地元民でありながら、利用するのは初めて。のはず。
妻によると以前利用したことがあるということですが…うーん。だっけー?
ともあれ、静鉄で輪行するのが初めてなのは確かです。
輪行経験は長いですが、利用する鉄道会社が初めての場合は緊張しますね。
改札口で駅員さんから、「だめだめ!そんなもん持ち込まないで!」なんて言われるんじゃないかとビクビクしていたのですが、全くの杞憂でした。静鉄は、サイクルトレインを運行してくれるくらい自転車に優しい鉄道会社なんですよね。

終点の新清水までの切符を買っていたんですが、桜橋という駅で途中下車することにしました。しかしまあ、輪行袋に入ったブロンプトンの写真を撮っても面白くもなんともありませんな。

桜橋駅の近くにあるノットは、既にJR東海道本線に乗車した状態で(列車内から)ほどいてあります。
ここから南下して三保半島を目指し、途中にあるノットをいくつかほどいていく、というプランです。実は三保半島には、陸上のノットがたった一つしかありません。ほどいたノットの数を少しでも増やしておきたかったので、こういうプランになったのです。

まずは小さな川のほとりにあるノットをほどきます。浄念川です。

それにしても暑い!

続けてIAIスタジアム日本平付近のノットをクリア。
スポォツメンの声がここまで響いてきます。

ほどいたノットのマークが縦に(南北に)四つ並びました。

ベイドリーム清水という大型ショッピングセンターのそばにあるノットをほどいたら、いよいよ三保半島に入っていきます。
(続く)
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