第20回: プラニバース

2013/8/27の記事を再掲
沖縄でのノット巡りの旅を終え、静岡に戻って驚きました。
自転車に乗っている人が多い!
しかも、中高生だけでなく、いい歳をした大人までが自転車に乗っている。
あっきさみよー。自転車関係のイベントでもあるわけ?
なんて事を、にわか仕込みの沖縄方言で言ってみたくなるくらい、沖縄と静岡では、日常風景の中に存在する自転車利用者の数が違っています。
なんでかねー?
と、これまた沖縄風に自問。
理由の一つは、世界が平らだからではないでしょうか。起伏の激しかった沖縄とは異なり、静岡では、自転車での移動が実に楽ちんです。こんなに楽ちんなら、みんな自転車に乗る気になるさーね(と、これまた)。
ちなみに、ここで言う「静岡」とは、JR静岡駅を中心としたごく狭い地域を意味します。

そんな走りやすい静岡ですから、ちょっとノット巡りにでも行ってみよう、という気になってしまう閾値は低いです。実際、簡単に閾値を超えてしまったので、安倍川西岸にあるノットの一つに行ってみる事にしました。
「ノットって何?」という方はこちらへどうぞ→ ノットとは何か?:『ゴルディアスの結び目』の遊び方)。
もちろん、(上記の限定的な意味での)静岡がどこまでも平坦だというわけではなく、各所に丘陵や小山が存在し、そこにはキツイ勾配が待っています。

はい、待っていましたね。このノットは、前方の山の中腹辺りに存在する模様。
しかし今回は、平坦な静岡での気軽なポタリングを楽しもう、という主旨ですので…このノットはパス (^^;
ということで、すぐ隣の別のノットに向かう事にしました。

静岡のこの近辺が自転車で走りやすいと感じるもう一つの理由は、こういった自転車レーンが次々と整備されていることでしょうか。自転車横断帯の撤去も徐々に進んでおり、自転車乗りにとってはありがたい環境が整いつつある、と感じます。

アプリが指し示す次なるノットが近づいて来ましたが…

この方向、ということのようです。

こ、この方向ですか?
いや、これは間違い。すぐ先で道は消滅していますし、ノットからどんどん遠ざかっていきます。実際のノットの座標は、すぐ手前の住宅地の中にありました。
これで、私がほどいたノットの数は丁度90となりました。

ああ、飛鳥に陽が沈む…
いや、飛鳥じゃなくて安倍川ですけどね。
なぜか諸星大二郎著「暗黒神話」のラスト付近にあったセリフを思い出しつつ今回のノット巡りは終了です。
『ゴルディアスの結び目』はApp Storeでダウンロードできます。
2013年10月27日 Posted by lessThan5percent at 21:31 │Comments(1)
第19回:失って初めて気付く
何かが出現することと、失われること。
我々人間の注意がより強く惹きつけられるのは、果たしてどちらの事象か?
心理学ではそんなことが研究テーマになることがあります。
何かがパッと現れる方が気付きやすい、という報告と、何かがスッと消える方が気付きやすい、という報告が両方あってハッキリしないのですが、まあケースバイケースということなのかもしれません。

飛行機輪行での静岡ー沖縄間の往復を終え、ブロンプトンには何の問題も生じていないかのように思えたのですが、実はパーツが一つ脱落していました。右側のクランクキャップです。
果たしてこのケース、私の注意を強く惹きつけたのは、クランクキャップの消滅であったのか、それともクランクキャップの下にあるボルトの出現であったのか?
ただしこれ、飛行機輪行中にクランクキャップが脱落したということではありません。
どうやらブロンプトンを車のトランクに入れて搬送している間に緩んで落ちてしまった様です。
本部半島のホテルに宿泊した際、駐車場に落ちていた黒円盤状の物体が、脱落したクランクキャップだったのですね。多分、まだ沖縄の車のトランクに入ったままのはずです。うーん、どうしましょうね?
「ノットって何?」という方へ
1/60度おきに引かれた緯線・経線の交点をノット(結び目)と呼びます。iPhoneのGPS機能を使って、全世界に2億個以上存在するノットを、一つでも多く巡ること。それが、地球そのものをゲーム盤とする【ゴルディアスの結び目 Gordian Knots】という遊びの目的です。ルール解説はこちら→ ノットとは何か?:『ゴルディアスの結び目』の遊び方。
この日は静岡に帰ってきて最初の慣らし運転をすることにしました。沖縄滞在中にタイヤの空気がだいぶ抜けていたのでこれを補充(やっぱりヒラメポンプヘッドは使いやすいですな)。そして簡単な注油を行います。クランクキャップの脱落に気付いたのはこのときでした。

実りゆく水田の中のポタリングというのは、沖縄でも可能なのでしょうが、ごく一部の地域に限られるのでしょうね。
スクミリンゴガイの赤紫色の卵がこの近辺でも目立ちます。なんとかならないものでしょうか。

軽い慣らし運転のつもりでしたが、いつの間にか静岡大学のキャンパス付近まで来ていました。
静大キャンパスにはノットが一つ存在するので、これをほどくことにしました。
静大の広報ウェブページには、建物内に入らない限り、キャンパス内の見学は自由、とあります。それでもなんとなく警備員さんの目が気になって、おっかなびっくり正門を通りました。
これで私がほどいたノットの総数は、89となりました。
『ゴルディアスの結び目』はApp Storeでダウンロードできます。
2013年10月19日 Posted by lessThan5percent at 20:15 │Comments(0)
第18回:三保半島の先っちょへ
三保半島にちょいと野暮用がございまして、ブロンプトンを伴ってやってきたのですが、ちと時間に空きができてしまいましてな。

清水港、エスパルスドリームプラザのあたりをうろつきながら暇つぶしをいたしました。

エスパルスドリームプラザと言えばこの観覧車。

そしてテルファー。現在は稼働しておらず、アート感たっぷりのオブジェとして親しまれておりますな。

ドリームプラザを離れ、清水次郎長の船宿「末廣」を再現した展示館を見物したり…

数え切れんばかりの絵画を眺めながら防波堤沿いを走ってみたり…

いつの間にかブロンプトンのフレームにがっつりと傷がついていたことに気付いて悲鳴を上げたりしながら時を過ごしました (T_T)

そしてやって来ました、三保半島先端付近。ここは三保内浜海水浴場、と言うようですな。
三保半島のノットというと、羽衣の松付近にあるものが、陸上部に存在する唯一のノット。それはすでにほどいてしまっています。
この海水浴場のすぐ近くにもノットがあることはあるのですが…

そこは海の中。
ちょうど引き潮の時間であれば、あるいは接近できるのでは、と思ったのですが…

そうそううまくは行きません。
「ノットって何?」という方はこちらへどうぞ→ ノットとは何か?:『ゴルディアスの結び目』の遊び方)。
2013年10月17日 Posted by lessThan5percent at 21:30 │Comments(0)
第17回:君の名は

静岡市の南側の輪郭を形作っている大浜海岸沿いは、いちご生産農家が多いことで有名です。
大浜海岸沿いには、二つのノットが残っているので、これをほどいてしまおうと思います。
「ノットって何?」という方はこちらへどうぞ→ ノットとは何か?:『ゴルディアスの結び目』の遊び方)。

最初のノットは、安倍川河口付近、発電用風車のすぐ近くにありました。後でこの風車に名前が付いていることが判明します。
この辺りでは、アオダイショウやヤマカガシの姿をときどき見かけます。藪の中でタヌキの貯め糞を見つけたこともあるので、きっとどこかに潜んでいるのでしょうね。

風車の真下に太平洋岸自転車道が通っていて、大浜海岸沿いを走って行くことができます。
もう一つのノットまで、この道を通っていきましょう。

海辺の植物はなぜか名前が覚えられないのですが、これは知っています。ハマゴウ。
あちらこちらでたくさん咲いていました。

途中で大通りに誘導されます。そこで見つけたこの看板。風車の名前が判明しました。風電君。

二つ目のノットは大谷放水路の近くにありました。ここでは大量のトビ(トンビ)が上空を舞っていることがよくありますが、この日は一羽も見かけず。

ちょっと物足りない感じですが、大浜海岸沿いにある陸上部のノットは全てほどくことができました。これにて本日のミッションは終了です。
太平洋岸自転車道をこのままずーっと東に走って行くと、前回訪れた三保の松原に辿り着きます。
この辺りを通る時はいつも自動車を利用していて、海岸沿いを自転車で気持ちよさそうに走っている人達を見る度に、いつか自分も、と思っていました。小さな願いですが、それがかないましたね。ただ、ロードバイクの人達は、太平洋岸自転車道ではなく車道を普通に走ってます。ま、当然ですか。
大谷放水路のノットのすぐ北にあるもう一つのノットをほどいてしまってもよかったのですが、今回は撤収することにしました。そのノットは、もしかすると入ってはいけない場所にある可能性があったので、事前に下調べをしてから赴くことにしたいと思います。
静岡大学のキャンパスなんですけどね。
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2013年10月15日 Posted by lessThan5percent at 22:27 │Comments(0)
第16回:神の道は押し歩きで

2013年7月9日の記事を再掲
前回までのあらすじ:2013年夏。世界文化遺産「富士山」の構成資産の一つ、三保松原の近くに存在するノットをほどくべく、溶けかかったアスファルトに己が足跡を刻印しつつ、三保半島へと向かったのであった。ひどく暑い…
というほど暑くはなかったが、暑かったのは確かであった。
「ノットって何?」という方はこちらへどうぞ→ ノットとは何か?:『ゴルディアスの結び目』の遊び方)。

清水港周辺はサイクリングロードが整備されている、と言う話は聞いていたのですが、なるほどこれがそうですか。この茶色い道を通ってエメラルドの都…じゃなくて三保の松原に向かいます。
この写真を撮る直前、前方を一台のブロンプトンが走っていたのですが、あっという間に消え去ってしまいました。健脚ですな。

地図で見ると、三保半島の入り口付近であることがわかりますね。自分の左手方向に海があることになります。

こんな感じで、左手方向に清水みなとを見ながら走っていきます。この辺はマリーナですか。

自転車用レーンと歩行者用レーンがはっきりと区分されているので走りやすいですね。木陰が多いのも、こういう暑い日はありがたいです。

海沿いのサイクリングロードを離れて、三保半島の中央部へと移動します。羽衣の松入り口、という名前の交差点付近に、今回の最終目的地となるノットが存在します。

この日はレの字?Uの字?を描くようにカックンと曲がってきたことになりますね。
前回の記事にも書きましたが、三保半島の陸上部に存在するノットは、羽衣の松入り口交差点付近の物だけです。すぐ北側にあるノットは、干潮のときにもしかしたら接近できるのではないか、とか、釣り船を借りれば、なんてことを思ったりもしますが、本日はこれにて終了。
しかしせっかくここまで来たのですから…

行ってみますか、羽衣の松を見に。
羽衣の松入り口交差点から細い道を入っていくと、三保神社に突き当たります。
ブロンプトンは左向きに駐輪していますが、案内板にある様に右に行くのが正解です。

羽衣の松へと続く「神の道」。
ここを通る時はブロンプトンから降りて押し歩きです。さっさと走って行きたい場合は、この両側にある車道を走ります。

自転車専用の駐輪場は無い、ということだったので、原付やバイクの駐輪スペースを利用。この辺りからは歩いて行きます。

道の一方の端にはこういう幟が立っていて、反対側の端には…

こういう幟が立っていました。

到着しました。
いーい雰囲気ですね。
羽衣の松の写真はあえて掲載しますまい。
元祖の方は既に枯死してしまい、現在は別の松が羽衣の松と呼ばれているようです。「新・羽衣の松」だそうです。

前方の松原の右端あたりに富士山が見えていれば写真として文句なしだったのでしょうけれど、この日はまるで見えませんでした。県外の方からは、毎日富士山が見られていいですね~と言われることがあります。確かに、冬場は富士山がはっきり見える日が多いのですが、夏場はあんまり見えませんね。

茶屋でソフトクリームをいただくことにしました。
単なるバニラに見えるかもしれませんが、ワサビソフトです。単なる「ワサビ風味」というレベルを超えて、鼻の奥にガツンと来るほどのワサビ成分が含まれていました。これお勧めです。

この時点で、こんな感じにノットがほどけています。
なかなか良い感じです。

羽衣の松のすぐ近くを太平洋岸自転車道が通っているので、この道を通って帰途につくことにしました。
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2013年10月14日 Posted by lessThan5percent at 22:04 │Comments(0)
第15回:三保へ…

2013年7月9日の記事を再掲
世界文化遺産、富士山。
その構成資産の一部となることが期待されながらも、富士山からの距離が遠すぎるなどの理由で除外勧告を受け、地元を大いに落胆させたのが三保の松原です。
しかし結局は構成資産として認められ、地元を大いに安堵させたのも三保の松原です。
その三保の松原のすぐそばにあるノットをほどいてみたいと思います。
「ノットって何?」という方はこちらへどうぞ→ ノットとは何か?:『ゴルディアスの結び目』の遊び方)。
この日は真夏日。
熱中症対策をしっかり取っておく必要がありますな。
サーモスの水筒に水を入れ、麦茶のパックを投入。
顔面ならびに手足の露出部には日焼け止めクリームを塗布。
首の周りにはタオルを巻き付け、タオル内部にはカチンカチンに凍らせた保冷剤を仕込みます。
それから頭部にはヘルメット。私が使っているのはBELLのCITIというものなんですが、もしかして既に絶版でしょうか?フリップミラーという後方視認用の鏡を装着して使っています。

今回は静鉄を利用して、清水港付近まで輪行してみます。
地元民でありながら、利用するのは初めて。のはず。
妻によると以前利用したことがあるということですが…うーん。だっけー?
ともあれ、静鉄で輪行するのが初めてなのは確かです。
輪行経験は長いですが、利用する鉄道会社が初めての場合は緊張しますね。
改札口で駅員さんから、「だめだめ!そんなもん持ち込まないで!」なんて言われるんじゃないかとビクビクしていたのですが、全くの杞憂でした。静鉄は、サイクルトレインを運行してくれるくらい自転車に優しい鉄道会社なんですよね。

終点の新清水までの切符を買っていたんですが、桜橋という駅で途中下車することにしました。しかしまあ、輪行袋に入ったブロンプトンの写真を撮っても面白くもなんともありませんな。

桜橋駅の近くにあるノットは、既にJR東海道本線に乗車した状態で(列車内から)ほどいてあります。
ここから南下して三保半島を目指し、途中にあるノットをいくつかほどいていく、というプランです。実は三保半島には、陸上のノットがたった一つしかありません。ほどいたノットの数を少しでも増やしておきたかったので、こういうプランになったのです。

まずは小さな川のほとりにあるノットをほどきます。浄念川です。

それにしても暑い!

続けてIAIスタジアム日本平付近のノットをクリア。
スポォツメンの声がここまで響いてきます。

ほどいたノットのマークが縦に(南北に)四つ並びました。

ベイドリーム清水という大型ショッピングセンターのそばにあるノットをほどいたら、いよいよ三保半島に入っていきます。
(続く)
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2013年10月13日 Posted by lessThan5percent at 21:11 │Comments(0)
第14回:山の神に挨拶する

前回までのあらすじ:静岡市駿河区と清水区の境界にある丘陵地帯、通称日本平。このエリアにノットのマークを付けるべく、静岡駅から草薙駅まで輪行をしたのであったが、突然のアクシデントにより一時中断することとなったのであった。

草薙駅の少し西にあるノットにやってきました。
前回はこの近辺まで輪行したわけですが、今回は自走して参りました。
「ノットって何?」という方はこちらへどうぞ→ ノットとは何か?:『ゴルディアスの結び目』の遊び方)。

このノットは東名高速にドンピシャリで重なっています。高速を車で移動しながらでも、このノットをほどけるかもしれませんね。ただ、速いスピードで移動していると、位置情報に変な補正が加わってしまうので、もしかするとうまくいかないかもしれません。

ではいよいよ、日本平中央部へと切れ込んでいる谷を進んでいくことにします。
実は当該ルートはハイキングコースとしても知られていて、「平沢観音」コースと呼ばれている様です。実際、途中で平沢観音の方向を示す看板がありました。

途中追い越していくことになったハイカーさん二人連れ。
蒸し暑い日でしたが、幸いにも雲が日差しを遮ってくれていたので、快適に里山風景の中を進んでいくことができました。

途中で見つけた非常にシンプルでストレートな名前の神様。
そばに立っていた看板によると、昔は祟り成す怖い神様だったようですが、現在は善神として親しまれている模様。家内安全、交通安全、商売繁盛、進学成就と広範囲に面倒を見てくださるというのですから太っ腹な神様です。今日はこの辺りをお邪魔することになるわけですから、ご挨拶がてらお参りしてきました。
写真にもちょっと写っていますが、階段を上ったところにかわいらしいお堂があって、綺麗に整備されていました。

こちらも地元の方々に大切にされていると思われる如意輪観世音菩薩さま。
頬杖のつきかたがセクシーです。
この近辺は本当にのどかな、よくある日本の里山風景という感じなのですが、射撃場があるため、発砲音がひっきりなしに響いています。その点はちょっと特異と言えるでしょうか。

ノットに到達。ガードレールから見下ろす崖の下辺りの様です。
これにて本日の目的は達成ですが、ここは「平沢観音コース」。平沢観音までは行ってみる事にします。

平沢観音に到達しました。
ここまでのコース、基本的には登り坂だったのですが、そんなにキツイ坂ではありませんでした。勾配のきつさでいうと、前回の草薙神社近辺のほうがよほどキツかったと言えるでしょう。草薙神社近辺に住んでいるみなさんは、きっと足腰達者なんでしょうなあ。
ここから更に谷を進んでいくと、乗馬クラブがあって、更に更に進んでいくと、すぐ南側のノットに近づいていくことになります。しかしそこは本当に山奥ですので、今回はパス。これにて撤収です。帰り道は長―い下り坂。ヒャッホーです。

こうして地図で見ると、平沢のノットは、日本平中央部からはまだまだ遠いんですね。
「山奥」のノットはやはり難しそうですが、外縁部のノットはいずれ全部ほどいてしまいたいところです。
これで私がほどいたノットの数は49個となりました。
2013年10月12日 Posted by lessThan5percent at 23:58 │Comments(1)
第13回:クサナギというのは草薙のこと

前回までのあらすじ:静岡市駿河区と清水区の境界にある丘陵地帯、通称日本平。このエリアにノットのマークを付けるべく、静岡駅から草薙駅まで輪行をしたのであった。
「ノットって何?」という方はこちらへどうぞ→ ノットとは何か?:『ゴルディアスの結び目』の遊び方)。

静岡駅からわずか二駅、あっという間に草薙駅に到着しました。早速ブロンプトンを巡航モードに変形。
ところでこの草薙という駅名、地名。「もしかしてあの草薙?」と思った方もいるのでは無いでしょうか?
その通り。「あの」草薙です。
寄り道をすることになりますが、草薙という地名の由来となった場所に、ちょっと行ってみる事にしましょうか。近くにはノットもある様ですし。

住宅街の中にあるノットの座標にポチっとマークをつけたら、どんどん南に向かって進みます。
日差しがきついです。日焼け止めくらい塗ってくるべきでした。

そして草薙神社に到着。木陰が実に心地よい。
そして、この鳥居の脇に雄々しく立つのは…

英雄ヤマトタケルです。
ヤマトタケルといえばクサナギの剣。草薙ってのは、あのクサナギのことだったんですね。
まさか草薙と聞いて公安9課にゆかりがある土地だと思った人はいないと思いますが…

草薙神社の境内には、場違いとも感じられる物体が展示されていました。
ロケットの内部構造の展示、です。
案内板を読むと、戦国時代の「のろし」に起源を持つ「草薙大龍勢」というものなのだそうです。毎年、秋祭りには実際に打ち上げが行われているということなので、一度見てみたいものですな。

上の写真は、坂の上から見下ろして撮影したものなのですが、おわかりいただけるでしょうか?
冒頭、「ちょっと行ってみる」なんて書きましたが、この場所はそんな気軽に来られる場所ではありません。ここだって既に日本平の一部。かなりの勾配を、ヒーコラ言いながら登ってきたのです。もちろん、M6Lのギアは一番軽いギア。正直言って、途中で引き返そうかと思いました。ほとんど涙目。
さて、ここまでは本来の予定には無かった寄り道に過ぎないわけです。寄り道だけで既に体力の大半を消費してしまった気がしないでもありませんが、いよいよ本来の目的地へと向かう事にしましょう。気温が高いので、水分補給をわすれず
あ、ちょっと待ってください。
誰からだろう?
はい。
はい、あー、どうも、お世話になってます-。
はい、はい?はあ…はい、はいわかりました。すぐ行きますので。
はーい、どうもありがとうございましたー。しつれいしまーす。
えーと、娘が体調を崩したとかで、ちょっと迎えに行ってきますわ。
というわけで今回はここで一旦中断とさせてください。
ではこれにて(えええええっ?!)
2013年10月12日 Posted by lessThan5percent at 17:18 │Comments(0)
第12回:草薙まで輪行する

静岡市駿河区と清水区の境界にある丘陵地(とWikipediaに書いてある)、日本平。
このエリアにもノットのマークを付けてみたいと思います。

丘陵=なだらかな小山というイメージがありますが、日本平はでっかいです。ちっぽけな人間の感覚からすれば、立派な山。地図で見る限り、どのノットも「山奥」にあって、簡単にはたどり着けそうにありません。
しかし、一カ所だけ、やや難易度の低そうな場所にノットがあるのに気付きました。
「ノットって何?」という方はこちらへどうぞ→ ノットとは何か?:『ゴルディアスの結び目』の遊び方)。

上の写真で言うと、北西方面から日本平の中央部に向かって細く長く切れ込んでいる谷があります。この谷にどんぴしゃりでノットが存在していて、そこまではブロンプトンでなんとかたどり着けそうな気がします。まあ、どれだけ大変かは実際に行ってみないとわかりませんか。
では、このノットを目標地点として定め、日本平エリアにノットのマークをポチっと付けてみたいと思います。座標は(+34.98333, +138.45000)。
スタート地点は静岡駅とし、静岡駅から草薙駅までを輪行。草薙駅で下車したら南下して、ノットを目指して行く、というプランを基本計画としましょう。道中は登り坂が続くので、体力の無い私にとっては結構きつい行程となるはずです。

静岡駅南口に着きました。
駅構内に入る前に、ブロンプトンを輪行形態に変形させる必要があります。

折り畳みました。私の場合、この時点ではサドルを上げた状態にしておきます。
裾バンドを(例によって)忘れてきたので、フレームと車輪をOff yer bikeの面ファスナーで固定しました。よく見ると、写真撮っている私の姿が壁面に写ってますね(なんか嫌ですね)。

ブロンプトンを輪行袋(輪行バッグ?輪行カバー?)に入れます。サドルとイージーホイール(加茂屋ティルト48に交換してあります)だけが輪行袋の外に出ています。この場所からずっとブロンプトンを持ち上げて行くのは難儀ですので、改札口まではこの状態で転がしていく訳です。

改札口を通る直前に、ブロンプトンを輪行袋の中に完全に収納。プラットフォームまでは持ち上げて行くことになります(近頃は輪行に対する風当たりが強いようで…)。今回はフロントバッグを持ってきてしまったので、片手でフロントバッグを持ち、片手でブロンプトンを持ちます。

この日の車内はガラガラ。
自分はシートに座って、ブロンプトンは両足の間に挟んでおきます。折り畳んだブロンプトンがコンパクトとは言え、電車内ではそれなりの存在感があります。ストライダやキャリーミーだと占有床面積をずっと小さくできるのですが、縦長になってしまうので、ブロンプトンほど安定しませんね。ブロンプトンなら安定しているので、居眠りしてしまっても安心です。
草薙駅まではたった二駅なので、いっそ自走して行ってしまおうかとも思いました。しかしこの日は蒸し暑く、短距離であっても輪行による恩恵は大きかったと言えるでしょう(体力無いので)。クーラーは人類の至宝。車内は快適です。
(続く)
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2013年10月12日 Posted by lessThan5percent at 13:16 │Comments(0)
第11回: 金属団地が気になって

第10回では、金属団地のノットのすぐ近くまで行ったにも拘わらず、素通りして丸子川沿いのノットに行ってしまいました。
今回は、丸子宿付近を再訪し、金属団地のノットをやっつけてしまおうと思います。

かんたんにほどけそうなノットが未達成のままでは何だか気持ちが悪い、というのもありますが、この「金属団地」というネーミングが非常に気になります。
だって、金属で団地ですよ。金属!団地!金属団地!
果たしてそこにはいかなる奇観が待ち受けているのでしょうか?
「ノットって何?」という方はこちらへどうぞ→ ノットとは何か?:『ゴルディアスの結び目』の遊び方)。
現地までは、前回の帰路となった太平洋岸自転車道を、逆向きに辿っていくことにしました。
自然豊かな丸子川の自然を堪能しながら進んでいきます。
この日はほどよい加減に雲が出ていて、暑過ぎもせず、大変快適なポタリング日より。川で泳いでいる魚たちも気持ちよ
あっ!カワセミ!
…いや失礼。
カワセミ。
いました。
特に珍しい鳥ではありませんが、じゃあ見に行こう、と思ったところでなかなか見つからない、という微妙な距離感がたまらない鳥ですね、カワセミは。
私はこの翡翠色の鳥が大好きなんです。
せっかくなのでブロンプトンとカワセミを一緒に写してみました。

[丸子川のカワセミとブロンプトン]
…いや、まあ、iPhoneのカメラじゃカワセミは点にしか写らないんですけどね。
この日は三羽見かけたので、次にここを訪れたときも「ここにはカワセミがいるんだ」という頭で辺りを観察すれば、高確率でカワセミを発見できそうです。次回はちゃんとした撮影機材、デジスコ一式を持って来たいですな。

丸子川をちょっと離れて、今回の目的地である金属団地へ向かいましょう。
金属団地。金属で団地です。
Metal Industrial Area、って書くと、コナンとジムシーが乗り込んで行こうとしている場所みたいですな。
リドリースコット監督の「ブレードランナー」で描かれた情景が、いつのまにか私の頭の中に湧き出していました。非人間的で奇っ怪な建造物が建ち並び、使用目的もよく分からないような巨大重機が騒音を立てている場所なのでしょうか?なんせ金属で団地なんですから、それくらいの凄まじい情景を期待したいところです。

前回はぽっかりと穴が空いていたところにノットのマークが付きました。穴埋め作業は完了です。
前回のプランでは、このノットを出発点として北上していく予定だったわけです。しかし今回はこれにて終了。
では、ちょっと思うところがあるので丸子川にもう一度戻ることにしましょう。
え?リドリースコットはどうしたかって?
うーん…
実際に行ってみるとですね、確かに金属で団地な感じはしました。たくさんの工場がありましたし、鉄骨などの資材が積み上げられていて、巨大重機もあるにはありました。
しかし、全体としては緑豊かな住宅地、といった雰囲気のエリアでして、金属うんぬんよりも、フットサル場で練習する小学生の姿の方が印象に残りました。

一応写真を出します。工業用水路なのかもしれませんが、なかなか良い雰囲気の川です。桜の季節に来ると、いい写真がとれそうですね。
金属で団地はこれにて終了。
で、丸子川に戻ります。
動画を撮影したのでご覧ください。
いや、動画としては、はっきり言ってしょーもない内容なんですが、背景に流れている音を聞いて欲しいのです。音量を少し大きめにしないと分かりづらいかもしれません。
なんと表現したらいいのでしょう。
るるるるるるりりりりりり?
それとも
ふぃふぃふぃふぃふぃふぃ?
この鳴き声、この美声。
これってカジカガエルですよね!
違います?
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