第7回:スイッチを入れない・前編

  


車に乗ると性格が変わる。
良く聞く話ですよね。
同じ事が自転車にも当てはまる様で、私の友人はそれを
「自転車に乗るとスイッチが入る」
と表現しています。
実は私がまさにその、自転車に乗るとスイッチが入ってしまうタチでして、サドルに跨がると少々荒っぽい心理状態になりがちなのです。スピードを出して少々危険な運転をしてまうようなこともしばしば。良い事ではありませんね。
今回のノット巡りのテーマは、自転車に乗っても「スイッチを入れない」事としたいと思います。先のゴールデンウィークには、Stridaに跨がって小江戸川越のノットを巡ってきましたが、そのとき右膝に受けたダメージがいまだに完治していないのです。それで、できるだけ「スイッチ」を入れず、無理なく走ってみたいと思ったのです。

【初めての方へ】この遊びの概要は、こちらで解説しています(ノットとは何か?:『ゴルディアスの結び目』の遊び方)。


IMG_9398.jpg
出発前のプランニングです。
静岡駅周辺のノットは、だいたいこんな感じでほどけてきました。ちょうど漢字の凸の字のような形になっています。凸の中に空いている穴は以前のタケノコポイントなのでどうにもならないのですが、左下(南西)の角が欠けているのが気になります。今回はここを目的地にしましょう。このノットは静岡駅から見ると安倍川の対岸にありますから、まずは西に向かい、安倍川を渡る必要があります。

静岡駅からは、しばらく東海道本線(と新幹線)に沿って走っていくことになります。スイッチが入っている状態なら迷わず車道を走りますが、今日は自歩道をゆっくり走っていきます。この辺りの歩道は普通自転車通行指定部分が広くとってあるので走りやすいです。

このスロープを登って安倍川を渡河します。気合いを入れていきましょう。


スロープを登りきりました。駿河大橋です。実際にはこのスロープは大してきつくもなくて、6速ブロンプトンでなくとも楽に登れると思います(スイッチ入って無くてもね)。
ちょうど700系新幹線が通過していくところでした。

駿河大橋の中央付近から北を見たところ。安倍川の上流方向を見ている事になります。良い天気ですね。つりをしている人の姿もちらほらと見かけました。もう少し右膝の痛みが薄れてきたら、安倍川を北上しながらノットを攻めていきたいと思っています。


橋の終点が見えてきました。ここから、線路の反対側(南側)に行くことになります。左側に階段があるので、そこを降りていきましょう。

スロープ付き階段はありがたいですね。Off yer bikeのキャリングハンドルを使うまでもなく、普通に押し歩きで降りられました。階段を下りたら右に(線路方向に)向かいます。

あの高架橋の下をくぐっていくことになります。ここは高架橋が2重になっていて、手前が東海道本線、奥が新幹線です。

二つの高架橋に挟まれた隙間の部分が花壇になっていました。前後が高架橋下の暗闇で挟まれているので、秘密の花園といった雰囲気です。前方の高架橋をくぐったら右へ向かいます。

ここを線路沿いにまっすぐ進んでいくことになるのですが、ちょっと地図を確認してみましょうか。

線路沿いの細い道路を走っていけば、目的のノットにたどり着けそうです。このアップル純正の地図ですが、もうちょっと線路を線路らしく表現してくれるとありがたいんですけどね…

ノットに到達しました。
集合住宅の駐車場の中でした。
これにてめでたく…

凸の字が完成したことになります(穴が一カ所空いてますが)。



  ゴルディアスの結び目 - p < .05
『ゴルディアスの結び目』はApp Storeでダウンロードできます。



2013年10月09日 Posted bylessThan5percent at 16:01 │Comments(0)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
第7回:スイッチを入れない・前編
    コメント(0)